INPAQ 2024年投資家向け説明会のプレスリリース

INPAQ（以下「INPAQ」）は、2024年8月19日に投資家向け説明会を開催し、最新の事業展開、技術革新、市場戦略について外部に紹介しました。また、各市場分野での成果と今後の発展方向についても共有しました。

収益のパフォーマンス 2024年上半期、INPAQの収益はNT$3,551,383千に達し、2023年同期のNT$3,041,799千と比較して16.8%の増加を記録しました。この成長は、ネットワーク通信と自動車市場の継続的な拡大、および差別化戦略の効果的な実施によるものです。INPAQの主要な財務指標である粗利率、営業利益率、および税引後純利益率は、それぞれ28%、13%、15%に改善し、前年同期の26%、9%、10%と比較して顕著に向上しました。1株当たり利益もNT$2.15からNT$3.55に増加し、INPAQが世界市場で堅実に成長していることを示しています。

INPAQのコア事業は、保護デバイス、高周波コンポーネント、パワーインダクタ、およびアンテナの製造と販売にあり、その製品はNB/PC、自動車、ネットワーク通信、携帯電話、ウェアラブルなどの消費者向け電子機器に広く使用されています。AI、モバイル通信、IoT市場の急速な発展に伴い、関連する周辺製品の需要が大幅に増加しており、特にネットワーク通信、NB/PC、自動車市場での応用が顕著です。INPAQは、顧客にエンドツーエンドのネットワーク接続のための高性能な統合ソリューションを提供しており、特に高周波、コンピューティング、電力などの重要なニーズに対応する製品分野に焦点を当てています。世界的なネットワークインフラの需要が増加する中、INPAQは引き続き研究開発への投資を強化し、市場をリードするソリューションの提供に努めます。

運営発展の重点 INPAQの運営発展は、以下の重要な領域に重点を置いています：

• 主要製品: 生産能力の拡大を継続し、既存の製品ラインを強化しつつ、工場の自動化のアップグレードを推進し、生産効率をさらに向上させます。
• 顧客対応: 超広帯域アンテナの設計と最適化に焦点を当て、WIFI 7標準に準拠した先進的なラボサービスを通じて、顧客の多様化するニーズに応えます。
• 新製品: 新素材の研究と応用に注力し、新しい部品サイズの可能性を探り、アンテナと部品製品の統合開発を推進し、サブシステムソリューションも提供します。新しいアンテナ製品は、自動車とネットワーク通信市場を中心に、UWB、ワイヤレス充電、5G FWAにおいて拡大を続け、WIFI 7関連製品の推進にも積極的に取り組みます。
• 市場拡大: 海外市場の積極的な開拓を行い、各地域の市場ニーズに応じて戦略を調整し、アジア、日本、欧米市場での影響力を拡大します。日本子会社の設立により、現地の自動車市場におけるプレゼンスを強化し、欧米市場の開発戦略を調整して市場浸透率を高めるとともに、グループの資源を統合し、アジア市場の生産能力を強化します。また、顧客のニーズに応じて、東南アジア市場の発展を重点的に進めます。

今後の展望 今後もINPAQは、「We Connect, We Protect.」というコア理念を堅持し、既存市場の深耕を図る一方で、新興市場の機会を積極的に探索していきます。同社は、グローバルな技術環境の急速な変化に対応するため、高周波、コンピューティング、電力などの重要なニーズに応える製品への研究開発への投資を継続します。また、世界のリーディング企業とのパートナーシップを強化し、共同イノベーションと技術共有を通じて、次世代技術の発展を促進します。さらに、持続可能な発展の課題に注目し、グリーン製造と環境に優しい製品の開発を積極的に推進し、企業と環境の共存を目指していきます。